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2009年9月26日土曜日

「読み」の整理学

「読み」の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古


ものの読み方には2種類あり、既に知っている事を読むという読み方と、未知のものを読むという読み方がある。殆どの人は既知のことを読むということしかしていないけれど、未知ものを読むということが、ものを読むということの醍醐味を味わう事である。未知を読むことは、既知を読むこととは異なり、考え考え読まなければならないが、それが深い読み方ができるのだ。

と言うようなことが書かれていました。確かに、ものの読み方にそのような区分がある。という所に気付いた視点は新鮮で面白いものだと思われますが、単行本1冊もかけてそんな事を長々説明するな。という気もします。読むのにかかる時間と得られる情報のバランスが悪すぎます。

また、帯や本の裏に書かれているコピー「取説やお役所書類、読んでも理解できない!そんあことありません?実は読み方にスゴいコツあります!!」「頭脳を刺激し、読書世界を広げるベータ読み(※)を身につける方法とは?」にあるようなことは書かれていません。

講談社から刊行された『読書の方法』に加筆・修正したものが本書である。との説明が最後にありますが、同氏の『思考の整理学』に似せたタイトル付けや、内容と一致しないコピーなど、「筑摩書房はあまり誠実ではない出版社なのだろうか。」という疑問も感じずにはいられませんでした。

��※ベータ読み というのが未知を読むことです。)

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