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2010年3月6日土曜日

新釈 現代文

新釈 現代文 (ちくま学芸文庫)
高田 瑞穂 (著)


復刊された大学受験国語参考書。オリジナルは1959年の刊行。
非常に読みにくい(笑)。50年近く前の本であるということもありますし、なにせ当時の東大を受験する高校生たちが愛用したという参考書ですから、問題文も簡単では無いものばかりだからです。

この本は、論理的な思考を強いられまくるので、読むのが疲れるけれど、面白い。疲れるから途中でちょっと休憩中だけれども、問題文の選択にも高田先生の思惑が織り込まれているようで、その点でも面白い。

大学入試の国語の正答を導く方法を示すのが本書なので、これを読んでも読書の最終形態には至らない。文章に書かれていることを、きちんと読み取る所止まり。更に自分の見解を加えるという部分は、試験においては不要な行為だからです。しかし、読書の楽しみはそこにあると高田先生も書かれている。

この本を読んでいると、この本を読むよりも、紹介されている良書をよみ、楽しむという事をしたくなってきます。

Amazonのレビューで高田先生の本よりも、コチラを読みなさいと薦めて居られる方があった。面白い文章が載っているなら、それも呼んでみる価値ありと思うのです。

規範国語読本 新学社

◆新装版に寄せて
 『規範国語読本』は、教育図書出版社である小社が昭和38年、中学校国語の副教材として刊行し、当時国語力の低下を憂慮していた全国の心ある先生方から支持されました。
 本書は、昭和を代表する文芸評論家保田與重郎が作品選定から解説にいたるまで、すべてをみずから行ないました。そして監修は、その師であった文豪佐藤春夫がすすんで引き受けたのです。


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